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登場人物の名前で二日悩んだとか言うのは内緒の話ね!
初心者に高望みなんてしないd・・・
第二話もまったり書いていくつもりです。その間日記とかはぼちぼち更新しようかな。
この世は全て空しい存在だ
所詮人はいつか死ぬ
死ぬ運命にも関わらず人は皆生きている
馬鹿だ
死ねば何もかもなくなるというのに…
なのに人間っていう奴は受験・就職・仕事
全てで醜く競いあっている
勝って何になる?
負けた奴は今までの時間の無意味さに気づかないのか?
その為だけに必死に生きて何になる?
何故誰もその事に気づかない?
「…今となってはどうでも良いことか」
そう…
そんなことを考えるのも今更無意味だ。
俺は今これから死ぬ。
くだらない世の中から放たれる。
マンション10階建ての屋上
下はコンクリート
障害物なし
落ちれば間違いなく死ねるだろう。
「無駄に長く生きすぎたな」
誰に言うでもなくそう囁く。
生きるという意味のなさに気づけたのだ。
その事に気づけたのなら終わらせれば良いだけの話。
くだらないこの世にこれ以上付き合う必要もない。
あの月も…この風も…
死ねば全てが幻想、まやかしに過ぎない。
終わらせるか…
『飛び降りかい?』
その言葉で初めてこの空間にもう一人の人間が存在することに気づいた。
…正直、これ以上人という存在に関わりあいたくない。
関わっても時間の無駄であるからだ。
だから俺は振り返らない。
『おいおいしかとかよ』
そうしていると、その人間はそう呟いた。
少々やりづらさは感じるが、話したところで何になる?
俺の考えを理解できる人間がいるか?
仮にできたとしても、その人間も死ぬだけの話だ。
『なぁ…』
こんな時に言う奴の言葉なんて大抵決まっている。
悲しむ人間がいるだとか、まだ若いんだからだとかだ。
そんなもの俺には…
『一週間その命俺に預けてみないか?』
予想だにしていない言葉。
思わず俺は振り返ってしまった。
初めて見るそいつの姿は
白髪の混じった髪
スーツ
サングラス
一言で言えば中年のヤクザと言った感じか…
「一週間経っても死にたいなら、自殺でも何でもすれば良いさ」
こいつは何を言っている…?
「……俺を助けて、金を取ろうとしても無意味だぞ?第一俺は今死にたいんだ」
「損得で言ってる訳じゃない、それに今死ぬのも一週間後に死ぬのも似たようなもんだろ?」
「分からない人だな…これ以上生きてても無意味だから今死ぬんだ」
「そんなもん俺に分かる訳がないだろ?無意味かどうかなんて一週間後に決めれば良いじゃないか」
ちっ…
何だって言うんだこの男は、一週間命を預ける?
一週間で一体何をしようって言うんだ。
俺に一週間もまだこのくだらない世界と付き合えって言うのか?
大体何の目的があってこんな提案をしている?
馬鹿馬鹿しい…
一週間この男の提案に付き合っても俺には何の意味はない…
………
……
だが、この男には意味があるとでも思っているのか?
………
……
…あぁ
そうか…
そうかそうか…
何も知らない…
この男も気づいてないだけだ。
この世の空しさに…
他の人間と同じで、哀れな存在…
「それとも怖いのか?」
…はっ?
「怖いって何がだ…?」
「俺と関わって自分が変わるのが…死ねなくなるのが怖いのかと聞いているんだ」
何を勘違いしているんだこの男は…
…ただ一つ言えることは俺を生かそうとしている。
一週間だとか言いながらつまりそういうことだ。
怖い…?
変わるのが?
そんなもの怖いわけなだいろ
何故なら変わらない
………
……
…いや
…逆にわからせてやる
俺の正しさを知らしめてやる!
一週間後に死ねば、自分の行いの無意味さが理解できるだろう。
そうだな…最後に馬鹿に教えてやるのも世の情けというやつか…
「……良いだろう、そこまで言うならその提案…受けよう」
「…そうこなくっちゃな」
男はそう言いながら煙草に火をつけた。
「ついてきな」
俺は黙って男の後をおった。
「ふぅー…、そういや名前なんて言うんだ?」
「…」
「何だ、名前も言えないのか?」
「…」
「じゃあ、ガキと呼ばせてもらうか」
「…何だそれ?」
「俺の中じゃ名前も言えないような…」
「カナタ…」
「ん?」
「島崎 空(しまさき かなた)それが俺の名前…」
「そうかそうか、良い名前じゃないか。俺は佐々木 啓二(ささき けいじ)って言うんだ。よろしくなガキの空君」
むかつく野郎だ…とも思ったが、こんな奴に怒りをぶつけても仕方がない。
怒り・喜び・悲しみ
そんな感情俺には必要ない。
俺はただ一週間後に死ねばそれで良い…
こうして俺は一週間、奇妙な男との生活が始まった。
私小説メインに進めていこうと思ったのですが、日記も書いて欲しいということなので、出来事や常日頃思ったことなどで良ければ書いてみよう!
と、言っても今これを書いているのが午前8時近いので昨日のことになるんですが、昨日は主に読みたい本があったので、買いに行くことにしました。
何の本かって?勿論漫画です
小説書きたいからって、何か純文学を読むのかと思ったら大間違え
勿論好きな小説とかもありますが、基本的には漫画っ子です。
何を買ったかというと、『GANTZの23巻、賭博覇王伝 零』
GANTZは日常的な生活と、非現実的な世界を行き来して、何と言うか魅力のある話だと思います。
また展開の読めなさも面白いです。主役級だと思っていたキャラが…なんてことが多々あるのも私的には評価が高かったり。
賭博覇王伝 零は、この作品が好きというよりも福本伸行さんの作品が私は好きなんです。
人間の心情、思惑…腹黒い部分など、上手く表現されていて面白いです。
ざわ・・・ざわ・・・でも有名ですね!Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)
私の今回書いてる小説も、福本さんにかなり影響されている部分があります。
はい、その肝心の小説なんですが、第一話の下書きを今進めているところです。
話の内容・展開については、頭の中で既に描かれているのですが、
下書きを書いて見直すと、表現の方で納得できないで、
修正の連続をしているところだったりします。
作家じゃないけど、私なりに手は抜きませんよ( ゜Д゜)y─┛~~
今日か明日には仕上げたいところですね。
と、言うことで出かけてきます!
この度私小説を書きたいと思い、ほぼ勢いで作ってしまった翔輪と申します。
文法などをまともに学んでいない私が書くので、表現など曖昧な部分が出てしまうかもしれませんが、
『こんな物語なんだなー』と読んでいただければ幸いです。
一番最初に作りたい作品のテーマは『人生』です。
いきなり難しいテーマだと思うのですが、私の人生観などそういうのを見ていって欲しいと思うので、頑張って書こうと思います。
ストーリー的には、
一人の青年が人生に何も見出せなくなって、自殺しようとしていた。
そんな時、彼の前に現れた一人の男。
男は「一週間、その命俺に預けてみないか?」と言う
青年は馬鹿げた考えだと思いながらも、
『この男に全てが無意味だという事を教えてやる』という考えから
男の提案に乗ることにした。
そんな二人が繰り広げる一つのお話のつもりです。
自分で言うのも何ですが、中々重そうだ!
テーマからして重いのは解っていましたが、
しかし、これは最後まで書きたいというのが自分の中にあるので、一つよろしくお願いします。